L-M BRIC ニュース日 本語版 イラスト L-M 組紐技法解説シリーズ   2007/5/25  © 2007   
L-M BRIC ニュース
イラスト L-M 組紐技法解説シリーズ: 第10回
ワヒラ・インディアンのループ 組紐技法

基礎的事項は、< /font>イ ラスト L-M 組紐技法入門シリーズ
基礎事項・用語・図解解説・組み方基礎
編を参照

ワヒラは地面につき立てた支柱と手指の間に糸を巻いてカセを 作り、カセの一端を組頭としてを支柱に固 定し、他端のループを指に掛けて組む。あるいは左足の親指に組頭を結びつける。右足で組口を押して組織を締める。
ループの持ち方:基本的には「掌上向き(又は向かい合わせ)」
ループ移動の方法:操作に用いる手だけ、掌を下向きにして操作指を移動ループの上に持って行き、上から引っ掛けて取る< /big>。 移動ループが掛かっている手は上を向いているから、従来上糸、下糸と称していたループの脚は外側、中側の関係になる。しかし以下では従来の慣習に従って上糸或いは下糸を取ると いうことにする。ワヒラの技法では移動要素は常に上か ら引っ掛けて取る
色柄には、左手4本にM色、右手3本にN色を掛ける矢羽根柄、1本置きにM、N色を並べる「魚の骨」 などがある。
指定数のループを作り、指示のようにループを指に掛ける。

組み方
4-el round
1.Makusua
トウモロコシの花 = 丸四つ・すず菜(4要素平織組織筒状組紐)

ループ1本を1要素とする組み方。
ループ数:4 両手のbとdにループをかける。
色柄:2色 筋柄:筋向かい指に同色
手綱柄:< /font>両手の同じ指に同色でZ撚り、各手に同色でS撚り。

操作1:Raでldを取る。
操作2:Ldでrbを取る。
操作3:Laでrdを取る。
操作4:Rdでlbを取る。
左右それぞれaのループをbに差し替える。
ループを2操作毎に引っ張って組織を緊迫。操作1-4を繰り返す。

Wayanatouya2.Wayanatouya
     板きれ = 2本の4要素2畝平組紐の組み合わせ。

ループ数:4 両手人挿し指と薬指にループをかける。
色:2色 筋向かい指に同色、斜縞。左右の同じ指に同色 魚の骨。
操作1:Rbをrcの中に通してlaの上糸を取る。
操作2:Lbをlcの中に通してraの上糸を取る。
操作3:lcをLaに差し替える。(右手で助ける)
操作4:rcをRaに差し替える。(左手で助ける)
操作5:lbをLcに、rbをRcに差し替える。
操作1-5を繰り返す。
操作5の替わりに
操作5’:Lcをlbに、Rcをrbに差し込む にすれ直ぐに操作3に移れる。

Yaliwanasu3.Yaliwanasu ネズミの尻尾  第1種
 7ル−プ7要素2畝3/3平組紐 
第2 法手順
ループ1本を1要素とする第2法の組み方。
(トルマッシュのこの紐は第1法)

ループ数:7 Rd以外の7本の指にループをかける。
色:La、b、c、d、Rc、b、aの順に、KLKL-LKL, LLKK-KLL, KKKK-LLL 等 
操作1:Rdでlaの上糸を取る。左手ループをLbに向けて差し替え、Ldを空ける。
操作2:Ldでraの上糸を取る。右手ループをRbに向けて差し替え、Rdを空ける。
繰り返す。

4.Yaliwanasu ネズミの尻尾 第2種 = 7ループ不正規組織組紐
2本の2畝2/4綾織組織平組紐が組み合わされた2層組紐。
ループ数:7 Rd以外の7本の指にループをかける。
色:KKKKLLL, KLKLKLK 等
操作1:Rdをldに通し、lc,lbをとび越してlaの上糸を取る(「閉」)。laがRd に移動する。lb、lc、ldを差し替える。
操作2: Ldをrdに通し、rc,rbをとび越してraの上糸を取る(「閉」)。raがLd に移動する。rb、rc、rdを差し替える。
上面中畝が2越になるために2畝杉綾になり、ループ数5の場合のような上下面の差異が見えない。

5.Yaliwanasu ネズミの尻尾 第3種 = 7ループ不正規組織組紐
2本の2畝1/5綾織組織平組紐が組み合わされた2層組紐。
ループ数、ループ初期配置、色配置4と同じ
操作1:Rdをld、lc に通し、lbをとび越してlaの上糸を取る(「閉」)。laがRd に移動する。lb、lc、ldを差し替える。
操作2: Ldをrd、rc に通し、rbをとび越してraの上糸を取る(「閉」)。raがLd に移動する。rb、rc、rdを差し替える。